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ヤンシー郡()は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州の西部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は17,818人であり、2000年の17,774人から0.2%増加した〔Quickfacts.census.gov - Yancey County - accessed 2011-12-06.〕。郡庁所在地はバーンズビル町(人口1,693人〔American FactFinder - Burnsville, North Carolina - accessed 2011-12-06.〕)であり、同郡で人口最大の町でもある。ヨーロッパ人が入ってくる前の領域にはチェロキー族インディアンが住んでいた。アパラチア山脈地域がチェロキー族に属していた。 == 歴史 == 18世紀の半ばまでに、カロライナのフロンティアから、スコットランド、イングランド、アイルランドから移ってきた独り立ちし頑健な開拓者が、ブルーリッジ山脈を越えてトー川渓谷に入ってきた。1796年、最初期の土地投機家ジョン・グレイ・ブラウントが326,640 エーカー (1,322 km²) の土地を購入し、これが後にヤンシー郡領域の一部となった。 1833年12月、ノースカロライナ州議会がバーク郡とバンコム郡の一部を合わせて、新しい西部の郡を作り、ヤンシー郡と名付けた。郡名は当時の州内で傑出した政治家、キャスウェル郡出身のバートレット・ヤンシーに因んで名付けられた。ヤンシーはアメリカ合衆国下院議員(1813年-1817年)とノースカロライナ州上院議員(1817年-1827年)を務め、州公共教育制度の始まりとなった教育資金の創設など、州の利益となる多くの制度つくりを推進した。ヤンシーは州議会における代議員数の不平等を是正するために、西部に新郡を創設しようと動いていたが、ヤンシー郡が創設される5年以上前の1828年8月30日に死亡した。 1834年3月6日、"イエロージャケット"・ジョン・ベイリーが、郡庁舎のために100 エーカー (0.4 km²) の土地を寄付した。その町は州議会でヤンシー郡創設に賛成したオットウェイ・バーンズ大尉(1777年-1850年)に因んでバーンズビルと名付けられた。バーンズは米英戦争で海軍の英雄だった。町の公共広場の中心にはエアリー山から切り出した40トンの花崗岩台座に、バーンズの彫像が建っており、その広場は1930年9月1日にヤンシー郡郡政委員会が「ベイリー広場」と名付けた。バーンズの彫像は、孫のウォルター・フランシス・バーンズから1909年7月5日に郡に寄贈されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤンシー郡 (ノースカロライナ州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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